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ブログカードの説明文(スニペット)を非表示にしてもいいの?

ブログカードは、リンク先へ誘導する大切なブロックです。

とはいえ、もっとスッキリしててもいいんじゃない?と感じることが…

そこで、URLとスニペット(説明文)をそれぞれ非表示にする方法を探したのですが、スニペットに関しては単純に消してしまうより、もっと有効活用する手段もあると気づきました。

スニペット(説明文)について

ブログカードには、リンク先の説明文が表示されるようになっています。

私はWordPressを始めるまで、ブログカードのことを『ブログカード』と呼ぶことも知らなかったし、ましてや、説明部分のテキスト領域を『スニペット』と表現することも知りませんでした。

スニペットとは

『スニペット』=snippet

snippetを英語辞典で調べると「情報の断片、切り抜き、抜粋」という意味が見つかりますが、ネットの世界・・・特にSEOの『スニペット』は、Googleなどで検索した結果に表示される、Webページの説明文を指すようになっていました。

Cocoonでブログカードを使うと、スニペットは自動的に表示されて便利ですが、ゴチャゴチャすることが多く、気になっていました。

いっそのこと消してしまえ! と思ったんですが…。

そもそも何文字入るの?」とか、「どこから引っ張って来てるの?」という初歩的なところから見直してみたところ、

どうやらWeb検索の結果に影響する大事なSEOに連動していることがわかりました。

そのため、単純に消すことを考えるより、役割を把握したうえで利用したほうが良いと思うようになりました。

【メタディスクリプション】と【抜粋】の違い

Cocoonのブログカードは、メタディスクリプション抜粋のどちらかを参照してスニペットが表示されます。

ん???

メタディスクリプションと抜粋は違うの?

そんな疑問から、まずは整理しておきたいと思います。

メタディスクリプションとは?

メタディスクリプションとは、記事の概要を100文字程度に簡略化して説明するもので、GoogleやYahoo!などの検索結果に説明文として表示されます

メタディスクリプション=「Meta Description」の略です。

検索結果が表示されたとき、記事の内容がわかりやすく表示されることは大切なことですよね。

Google検索では、ページ内の内容を判別して自動的に説明文を生成します。ですが、自動生成された説明文は、記事の内容を正確に伝える文章になるとは限りません。

検索ユーザーに正しく内容を伝えるためには、メタディスクリプションを自分で設定したほうがいいのです。

クリックしたくなる説明文が表示されることは大事なことなので、SEOに力を入れる人にとっては見逃せない部分になります。

Cocoonでは、編集画面にメタディスクリプションを記入する項目が追加されます。

そして、そのメタディスクリプションに記述した内容が、サイト内のブログカードやインデックスに引用され、同時に検索エンジンの検索結果にも反映するというわけです。

テーマCocoonを使っている場合、編集画面を下のほうまでスクロールすると、SEO対策の項目が表示されるはずです。

そこに「メタディスクリプション」の入力画面があります。

何に使うのか? どこに表示されるのか?

それを意識して説明文を書くことが大切ですね。

「記事の説明文を入力してください。」の表示箇所に文章を入力します。

記入時の注意事項
  • 日本語では、およそ120文字前後で入力するようにしましょう。
  • スマホでは、そのうちの約50文字が表示されます。

抜粋とは?

抜粋はWordPressの機能で、記事の要約を書いておける場所です。

編集画面の右側に表示される投稿/固定ページ設定サイドバーの中にあります。

抜粋

これは投稿の要約を書いておける場所です。テーマによって異なりますが、これはホームページ、検索結果、アーカイブページなどに表示されます。

WordPress

『抜粋』は、あくまでも WordPress 独自の項目なんです。

テーマによって使われ方は異なりますが、Cocoonでは、抜粋に書いた文章がブログカードやインデックスに表示されます。

日本語文書のサイトの場合、プラグインWP Multibyte Patchインストール&有効化しておきましょう。抜粋文字列を文字数でカウントしてくれます。
デフォルトでは単語数

メタディスクリプションと抜粋

このように、メタディスクリプションと抜粋は本来別のものですが、Cocoonでは優先度をつけてブログカードやインデックスの表示に活用されています。

どちらも空欄の場合は、本文の冒頭から自動的に文章が表示される仕様になっています。

なので、記事の「つかみ」のつもりで書いてる冒頭文章では記事の説明にならず、ブログカードがゴチャゴチャするだけの原因になってしまうのです。

そのうえSEOにも連動しているとなると、たとえブログカードで非表示にしても、その特性をうまく活用できていないことになります。

せっかくの機会ですから、今日からは記事の作成と同時に説明文もセットで考えるよう、習慣化しておいたほうがいいかもしれません。

メタディスクリプションと抜粋ではどのように優先度があるのか調べてみました。

わかりやすいよう表にしてみました。

メタ抜粋検索結果表示ブログカード表示
メタディスクリプション抜粋
抜粋抜粋
メタディスクリプションメタディスクリプション
Googleが自動生成記事の冒頭から一定の文字数を表示
※「メタ」=メタディスクリプション

使い分け

こうしてそれぞれの役割や優先度を知ると、その必要性や活用方法のほかに、2つを使い分けることも視野に入ってきますね。

『抜粋』には、ブログカードに表示する短めの説明文を書き、

『メタディスクリプション』には、検索結果に表示されることを意識した説明文を書く。

こうすることで、ブログカードから単に説明文を消すより効果的に使えるかもしれません。

スニペットを非表示にする

メタディスクリプションと抜粋の役割や使い方を理解したうえで、デザイン的にどうしてもブログカードからスニペットを消したい(非表示)場合は、こちらの記事をご覧ください。


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