最近ちょこちょこ目にしてはいたんですが、グラフィックソフトを使うようになって余計に気になるようになったのが「プログラマブルテンキー」の存在です。
プログラマブルテンキーというのは、見た目は普通のテンキーですが、よく使うショートカットキーを登録すれば、ワンキーで同じ操作ができるようになるというものです。
プログラマブルテンキー
サンワサプライからのメルマガで、プログラマブルテンキーという名の物体に目が留まりました。最初に目にしたのはキーが3個しかないものでした。
メルマガで紹介されていた製品は他にもありましたが、なぜか印象に残りました。
形を見ただけで、なんとなく使い方が想像できますよね。この3つのキーにショートカットを登録して操作性をアップさせるんでしょ?みたいな。
とはいえ3つくらいのショートカットなら今のままでもいいかな…と思って、その時はスルーしました。
ところが、最近になって入手したグラフィックソフトを頻繁に使うようになり、デフォルトのショートカットのほかに、ツールの切り替えのためのキー操作が格段に増えました。
そこで思い出したのがプログラマブルテンキーです。
すると、普通にテンキー、しかも20キー以上に登録できる製品があることを知って、ますます気になってしまいました。
真剣に説明を読んでみると、登録できるのはショートカットキーに限らず、テキストも登録できるようです。
CSSやHTMLでよく使うものをIMEに単語登録しているので、それをテンキーに変えたらもっと使いやすいかな?と思いました。
製品比較
調べ出してみると、似たような製品写真が並んでて悩みます。
単純な色違いに見えて、そうではないもの。
同じ色なのに、微妙に機能が違うもの。
分かりやすいように、気になる項目を一覧にしてみました。
ちなみに、ケーブルなしでスッキリ使えるBluetooth接続の機種もありますが、個人的には有線のほうが好きなので、比較表に並べたのは有線接続対応の機種だけです。
※1)資料によって2022年12月記述のものもあり。
「NT-19UH2BKN2」と「400-NT008」の違い
上比較表の1列目「NT-19UH2BKN2」と2列目の「400-NT008」は、黒い機体でそっくりに見えますね。スペック的にもほとんど同じですが、ひとつだけ大きな違いがあります。
それは、USBハブがあるか、ないか、です。
「NT-19UH2BKN2」には、左右側面ににUSBハブが付属しています。
現在は通販サイトで「400-NT008」と同等の価格になってるところが多いですが、メーカー直販サイトを見ると、「NT-19UH2BKN2」の希望小売価格が1万円強です。本来は価格面から差が分かりやすかったんだと思います。
「400-NT008」と「400-NT009」の違い
上比較表の2列目「400-NT008」と3列目「400-NT009」は、機体カラーが黒と白という違いもありますが、機能的にもかなり違っています。
「400-NT009」は最新機種ということで、「400-NT008」ではできなかったことができるようになっています。
ザッと見た感じ、気になる違いは次の通りです。
「400-NT009」は、キーの並びが「400-NT008」より1行増えたことで、27個のキーが並んでます。その上3つのモードに切り替えて割り当てできるため、最大62キーに割り当てできるようになっています。
以前はCtlrキーだけ、Altキーだけ、という具合に、1キーに1キーを割り当てることができなかったものが、最新機種のほうではできるようになっています。
サイズ的には大きくなってしまいましたが、重さは210gから160gへと軽量化されています。
なお「400-NT009」と機能が同じでBluetooth接続タイプは「400-NT010」になります。