普段何気なく使う言葉も、いざ文字にしようとすると「あれ?」と思うことがありますね。
今日は、「ノウハウ」と「ハウツー」の違いって何だろう? と思いました。
「方法」という意味では同じように思えるけど、あらためて考えると漠然としています。
パーマリンクに使う英単語は、記事の内容に合わせるとどちらを使うべきか?
気になったので調べてみました。
ノウハウ
英語の「know-how」を辞書で探すと、
「専門知識、専門技能、実務知識、こつ」という言葉が並んでます。
「答え」ではなく、全体的な知識や情報を指している感じです。
とくに「コツ」と解釈するのがわかりやすいかもしれないですね。
使われる場面でいえば、「ノウハウを伝授します」という感じ。
そのノウハウを活かして成功するかはアナタ次第ですよ、という時です。
ハウツー
英語の「how to」を辞書で見ると「~する方法、~のやり方」と書かれています。
こちらは、目的を達成するための工程をマニュアル化していて、相手に対して「工程通りに進めば、間違いなく達成できますよ」と示すときに使われますね。
『●●の作り方』と題し、順序だてて●●の完成に導くというのは、まさに「ハウツー本」ですね。
なんとなく見えてきましたか?
余談ですが…
以前、ミュージカルの『ハウ・トゥ・サクシード』を観に行ったことがあります。
直訳すると「成功の方法」です。邦題では『努力しないで出世する方法』でした。
確か、ビル清掃員の青年がビジネスで成功する方法を書いた本を手に入れ、その通りにしていたら出世していくという作品でした。
うん、確かに『ノウ・ハウ・サクシード』ではないな。