Word や PowerPoint で資料作りをする際、ちょっとしたワンポイントにイラストを使いたいことってありますよね。
そんな時には Windows標準の SegoeUI Emoji が結構便利です。あちこちの素材を探し回るよりも、タッチが統一されているので資料内のデザインにも統一感を保てます。
この絵文字ですが、テキスト入力の時に漢字変換と同様に「らいおん」とか「とら」というような「読み」を入力して変換候補から選択することもできますが、探し出すのに苦労するイラストもあります。
そこで、Word や PowerPoint で使う時にはイラスト一覧から探し出せる方法を知っておくと便利です。
Segoe UI Emoji
Segoe UI Emoji のSegoeは、「シーゴー」と読むそうです。こんな感じの絵文字が使えます。
フォントなので、「らいおん」や「とら」というように読みを入力して変換できますが、パパッと単語が思いつかないものってありますよね。
例えばこれ は?
アナタなら何と入力してみますか?
私は「すかいだいびんぐ」と入れてみましたが、変換候補には登場しませんでした。
このように、変換する以前の問題でイラストと入力テキストが結びつかないものが結構あります。
でも、、、
そんなときでも入力を諦めないでください。
良く見ると、変換候補の右下に、ハートマークのアイコンがあります。これをポイントアップすると「絵文字など」と表示されます。
このアイコンをクリックするとダイアログが表示されて、絵文字の検索と入力ができるんです。
ショートカットキーを使えば、テキスト入力前に表示することもできます。
素早く表示するショートカットキー
+ .(ドット)
「.(ドット)」は、キーボードの「る」と同じキーです。
注意点としては、PowerPointの場合はテキストボックスの中にカーソルを入れてから、ショートカットキーを押さないとダイアログが表示されない点です。
前もって絵文字を使うことを決めてる場面なら、最初からショートカットキーを使ったほうが早いかもしれません。
絵文字ダイアログ
ダイアログが開いたときは[最近使用したもの]が表示されます。
このダイアログでは、絵文字以外にGIFアニメーションや、顔文字なども入力できるようになっています。
絵文字を探したい場合は[絵文字]のアイコンをクリックしてタブを切り替えます。
更に、絵文字はグループごとにまとめられているので、上に並ぶグループアイコンをクリックすれば、それぞれのグループに切り替わります。
絵文字のグループ
使いたい絵文字をクリックすれば、カーソルを置いている位置に絵文字が入力されます。