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【MOHO Pro 13】フォローパスで自在に動かす

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レイヤーツールの中にある[フォローパス]は、自分で描いたカーブに沿わせてオブジェクトを動かすことができるツールです。

魚や車、飛行機など、画面上で自由に動かしたいオブジェクトに対して有効です。

フォローパス(Follow Path)

使用するツール:

[フォローパス]ツールを使うと、シーン内の任意のレイヤーを、指定したパスに沿って動かすことができます。

「follow」には「追跡」って意味があるね。

ツールを使用する際、パスを描画するレイヤーと、パスに沿うオブジェクトを描画するレイヤーの2つのレイヤーが必要です。

フォローパスツール基本的な使い方

基本図形の「星型」を使って、フォローパスツールの基本的な使い方を練習してみましょう。

レイヤーは、オブジェクト用パス用が別々である必要があります。


  • ベクターレイヤーに、[ポイントを追加]ツールを使ってカーブを描画する。
    • パスは、図形のストローク(外枠)や、フリーハンドツールで描画したカーブも使えます。
    • パスを描画したレイヤーには、後で識別できる名前を付けておきましょう。(半角英数字を使う)
    • 練習では「path」と名付けます。
  • 新しいベクターレイヤーを追加する。
  • [シェイプを描画]ツールを選択し、ツールオプションで「星」を選択する。
  • ワークスペースの中央をポイントし、Altを押しながらドラッグして、星を描画する。
    • Alt+ドラッグで、ポイントアップ地点を中心にして描画できます。
    • レイヤーの名前を「star」と名付けます。
  • ❹のレイヤー「star」を選択し、[フォローパス]ツールを選択する。
    • フォローパスツールを選択すると、見えなくなっていた❶のパスが可視化されます。
  • パスの始点になる位置をクリックする。
    • クリックと同時に、オブジェクトがパスの始点に再配置されます。
    • フォローパスツールを選択している間は、マウスドラッグでパス上での位置を変更できます。
  • タイムラインで、任意のフレーム値をクリックする。
    • パスの追従を終了するフレームになります。
    • 練習では、フレーム「60」をクリックします。
  • フォローパスツールで、パスの終点をクリックする。
ツールオプションの[パーセンテージ]について

[パーセンテージ]を使って、パス上のオブジェクトの位置を数値で入力できます。

  • 値が「0」=オブジェクトはパスの始点に配置される。
  • 値が「100」=オブジェクトはパスの終点に配置される。
ビットマップでも出来た!

インポートした画像でも、パスの上を動かすことができました。

移動してるだけなのに
飛んでるように見えますねぇ~

Altキーを押しながら曲線をクリックすると、オブジェクトが曲線に沿って曲がります。

これを活用して、テキストを曲げたり、パスに沿ってワープする文字(蛇のように)などを作成できます。

パスに沿って回転させる

オブジェクトを、パスに沿って回転させることができます。

  • [レイヤー]パネルで、オブジェクトのレイヤーをダブルクリックしてレイヤー設定ダイアログを開く。
  • [一般]タブ>[オプション]セクションの[パスに沿って回転]にチェックを入れる。

まとめ

日本語で「フォローする」っていうと、誰かを補助するって感じの意味に捉えがちで、ツール名だけを見ると、最初はその役割を想像しにくかったです。「追跡する」って意味があると知ると、なるほど~っと納得しました。

マニュアルを読むだけでは理解できなかったツールだったので、色々な動画を参考にさせてもらいましたが、アイデア次第で化けるツールだと思います。

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