Mohoのベクター描画ツールの中に、[ノイズ]というツールがあります。
ある図形のコピーを複数配置するときに、それぞれの形を微妙に変えたい場合に使うと便利です。
[ノイズ]ツールとは
使用するツール: 
[ノイズ]ツールを使うと、選択したポイントを、ランダムな方向に動かすことができます。
「ノイズ」と聞けば「雑音」という意味に捉えてしまうのが一般的だと思いますが、画像編集で「図形にノイズを加える」という場合は、元の画像に対してゆがみを加えたり、意図的に不規則な変形を加えることを指しています。
例えば、星空の背景を作成したい場合に、元になる星型図形をひとつ描画します。これを複製して配置する時に、少しずつ形の違うものにしたいですよね。
そんな時にこの[ノイズ]ツールを使えば、ドラッグ操作だけで変形させることができます。
また、[塗りつぶしブラシ]ツールで描画したカーブを複雑な形に変形させる使い方もできます。
[ノイズ]ツールの使い方
ノイズツールは、複数のポイントを選択した時に使用できます。また、登録したポイントグループにも使用できます。
- [ポイントを選択]ツールを使って、ポイント(2個以上)を選択する。
- ツールオプションの[グループ選択]から、登録したグループを選択することもできます。
- [ノイズ]ツールを選択する。
- ワークスペース上をドラッグして、図形を変形させる。


